というわけで、これまでいくつか使ってきた仮想化ソフトの中でもかなり使い勝手の良かったVirtualBox上にGentoo LinuxをゲストOSとした仮想マシンの作成日記を今日から気合を入れて書いてみようと思います。ホストOSはWindows 7です。
1 VirtualBoxのインストール
ここからWindows版のVirtualBoxをダウンロードし、Windowsにインストールします。
2 仮想マシンの保存場所を変更
デフォルトではユーザーフォルダの下に巨大なディスクイメージも含めて作成してしまいますのですが、これはあまり好ましくありません。特にメディアファイル等の保存用にパーティションを用意しているなら、そちらを仮想マシンの保存場所とするのが良いでしょう。
[ファイル]→[環境設定]→[一般]でハードディスクと仮想マシンのデフォルトフォルダを選択できるので、任意の場所を設定します。
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例:
デフォルト ハードディスク フォルダ D:\VirtualBox\HardDisks
デフォルト 仮想マシン フォルダ D:\VirtualBox\Machines
3 新規の仮想マシンを作成
VirtualBoxを起動し左上の新規アイコンをクリックすると作成ウィザードが立ち上がりますので、これに従って仮想マシンを作成します。
3.1 仮想マシンとOSタイプ
名前はお好みでつけてください。私はまんまGentoo Linuxとしました。。
OSタイプですが、オペレーティングシステムはLinux、バージョンはGentooを選択してください。
3.2 メモリ
仮想マシン用のメインメモリのサイズを設定します。
デスクトップ環境を構築するので、できれば512MBはほしいですね。
3.3 仮想ハードディスク
ゲストOSをインストールするディスクイメージを作成します。新規のハードディスクの作成を選択し、仮想ディスク作成ウィザードを立ち上げてください。
イメージのタイプとして可変か固定かを選べますが、可変の場合は指定のサイズに拡張するまでは固定に比べてパフォーマンスが落ちるようなので(ヘルプの5.2に詳細あり)ディスクに余裕があれば固定で作る方がいいと思います。大きなファイルを保存するつもりがなければ、サイズは20~30GBくらいあれば十分でしょう。
4 Gentoo LinuxのインストールCDイメージをダウンロード
このページの中から近そうなサーバを選んでGentoo LinuxのインストールCDイメージをダウンロードします。6. Asia - Japanのサーバならどれでも特に問題ないと思います。release/x86/autobuilds/current-iso/ディレクトリの、install-x86-minimal-日付.isoをローカルに保存してください。
なおisoファイルをそのままCDとして扱えるので、CD-Rに焼いたりはしなくて大丈夫です。
以上で下準備完了です。
次回は、実行環境の詳細設定から説明していきます。
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